「ジョジョの奇妙な冒険」とサマータイム
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」がアニメ化されて10月から放映されています。若い頃は漫画雑誌を読みながら電車通勤をしていたので少年ジャンプは毎週読んでいましたが「ジョジョの奇妙な冒険」は、いつも後ろの方に載っていてそれほど人気があったとは思いませんでした。その頃読んだのは、第3部までで途中から車通勤になって漫画雑誌を読まなくなりました。数年前からアニメ化が始まり第2部から第4部までをおもしろく見ましたので第5部も今から楽しみにしていました。
リアルタイムで読んでいたせいか第3部が一番記憶に残っていますが、第3部では、最後に時間を操ることができる能力を身につけた敵と戦うことになります。時間を操る能力というのは、最強の能力なのでドラマやアニメでも最後の敵が持っているものと相場が決まっているような気がします。
ところで東京オリンピックでは、猛暑の中で行うマラソンの開始時間を早めて少しでも涼しい時間帯に行おうとしているようです。ただし、競技開催の日程や時間に契約のしばりがあるため単純に開始時間を早めることはできないようです。
そこで考えられたのが、時間自体を変えてしまおうというサマータイムです。私はこの話を聞いたときに、まさに最強の敵が使う時を操る能力ではないかと思いました。
ただし、この能力を使うのは前述の通り「敵」です。そして「敵」というのは、その強大な能力を過信して最後に負けるものと相場がきまっています。
そう考えると日本政府は、このような最終的な最強の力を発動させないで何とか開始時間を早めてもらうように交渉する方が良いのではないかと思います。
それでもサマータイムを実施するのであれば日本政府が最後に敗れてしまわないことを祈るのみです。