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ふるさと納税でステーキを食べました

最近何かと話題の多いふるさと納税ですが、昨年の12月23日の西日本新聞電子版にふるさと納税の納税額ランキングが記載されていました。ランキングの上位には九州の市町村が多いようで、上位10位中5つを占めています。
トップは、長崎県平戸市で10億円を突破したとのことです。また、平戸市によれば、この金額は、同市の個人市民税と法人市民税の合計に匹敵する金額だそうです。
平戸市の財政にも平戸市の特産品生産者にとっても素晴らしい結果となったといえるでしょう。ただし、このお金は、国に入る個人所得税からも一部負担されていますが、大部分は、他の市町村の収入となるべき税金を奪い取ったものと考えれば、前回も申し上げた通り、まさに地方公共団体に弱肉強食の論理が持ち込まれたものといえるでしょうか。
ところで、同ランキングの9位に宮崎県都城市が3億5千9百万円でランクインしていました。なぜ、都城市に注目したかと申し上げますと、私ごとですが、都城市に寄付させていただいたからです。
11月の中旬に寄付の申し込みをインターネットからクレジットカードで行い、12月上旬に受付通知、12月の中旬には、写真のような特典のサーロインステーキが届きました。こちらも人気があったようで、申し込み後にサイトを覗いてみると品切れになっていました。
ネットで検索してみると、同じく西日本新聞の記事を見つけました。どうやら日本テレビの「ザ! 鉄腕!! DASH!!!」で都城市のふるさと納税の特産品として牛肉や焼酎が紹介されて人気が沸騰したそうです。また、還元率も最大で8割に達するそうです。
ちなみにサーロインステーキは冷凍しておいてお正月に解凍して家族・親戚の新年会でいただきました。これまで食べた中でも非常においしい部類に入るステーキでした。
政府は、来年度から寄附金の上限を引き上げるそうですが、一方で特典合戦も問題視されており今後の動向が注目されます。そうはいっても、ふるさと納税は、年間所得がある程度見込めないと寄付金額がわかりませんから、話題になるのは秋口以降になることでしょう。ただし、人気のある特典はすぐになくなってしまうので、どこで決断するかがポイントです。
また、ふるさと納税で税金を戻すためには確定申告が必要ですが、こちらの手続きについては、次の機会にお話しします。

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