税抜きと書いてないのに消費税がかかるのはどうしてでしょうか?
4月から消費税が上がり少し気になることがあります。
スーパーなどで最近見かける商品に値段のみを表示して別の場所に「当店の表示は税抜である」旨を一括して表示する方式が増えたことです。
そもそも昨年の9月までは、消費税込の値段で表示しなければならなかったのですが、特例で、このような表示が認められたようです。
政府は消費税還元セールなどのセールはしてはいけないとルールを決めました。
しかしそれと同時にこのような税抜き表示は行って良いことになりました。
税抜き表示に慣れていない妻などは、「増税前より安くなっている」とかごに入れ会計時にしっかり8%取られてがっかりしていることがしばしばあるようです。
もともとこの特例は、消費税が2段階で増税されることから事業者の手間を考えてのことだということですが、小売店も売上を落とさないようにこのような主婦の勘違いを狙っているのではないかと勘繰ってしまいます。また、この特例は、2017年3月末までの期間しかできないことを考えれば、どちらにしても2回価格表示を変更しなければならないわけですから事業者の手間が少なくなるとも思えません。
いずれにしても当面の間は
税抜価格か
税込価格か
よく見極めて購入したいものです。